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歯科コラム
歯の治療方法は先生とじっくり相談して決めよう。
皆さんこんにちは!河内長野駅前徒歩5分にある寒川とかいてそうかわ。寒川歯科の事務担当Nです
皆さんは虫歯が深刻化して、歯の治療をどうすべきか悩み、その治療方法はどのように決定してきましたでしょうか?
先生から言われるがまま治療をしてきて、気がついたらこんな歯になっていました。
という人もいれば、先生の忠告等は無視して自分ですべて決めてきた。という猛者もいるかもしれません。
今回は歯の治療について、歯科学的なアプローチ。個人の生活レベルからみたQOL的なアプローチの2面から見た考え方についてお話したいと思います。
様々な治療方法の提案からの選択
原則、寒川歯科では、歯の治療方法について、様々なアプローチでの治療法を提案させていただき、そこから患者さんに治療法を選択してもらい、治療を行うようにしています。
もちろん、それぞれの治療法にはメリット・デメリットというのが存在しているのですが、治療費の問題であったり、歯の寿命や見栄えといった、様々な要因からメリット・デメリットが発生します。そこで、ドクターからは歯科学的なメリット・デメリットを提示させていただくのですが、正直その中での提案で、患者さんにとって受け入れがたい提案内容が入ったりすることもあります。
僕の事例でお話をさせてもらうと、奥歯の神経がすでに数本、、たくさんない状態で、銀歯がたくさんある状態だったのですが、その間の歯を抜歯しないといけなくなり、その部分をどのようにするか?という選択をしないといけない時期がありました。
1.無理やりブリッジにする。
2.インプラントを行う
3.ポイントデンチャー(入れ歯)にする
その当時この3つの選択肢を提示され、それぞれのメリットデメリットを聞かされ、悩みに悩んだ末僕は1番のブリッジの治療を行いました。
この選択は、歯科学的にはあまりよろしくなく、健康な歯の寿命を縮める選択となったのですが、自分的には自分がすべての話を聞き、先生と相談した上で自分で選んだ答えなので、現在でもこの治療法には納得していまも生活しています。
この選択肢の中では、2番か3番を選べればよかったのでしょうが、どうしても3番だけは受け入れがたい選択肢でした。
当時一応まだ30代前半ということもあり、その年代で入れ歯というのがどうしても嫌だったのです。
じゃあ2番ができればよかったのでしょうが、インプラントの治療はどうしても費用が高額になってしまうという要素もありましたし、外科オペを心理的にビビりな僕は受け入れがたい部分もありました。その結果1番という選択肢になるのですが、僕は歯科学的には間違いかもしれないが、QOLという観点からこの1番は良かったと思っています。
正解は1つじゃない
歯の治療となると、どうしても先生の指示にしたがってそのまま治療を受けるという方や、何かあれば先生の責任にしちゃうというような風潮があるようにも見れるのですが、僕としてはぜひ皆さんに治療を受ける時。これからは先生の話を聞いて、相談し、自分でもそれを知ろうとし、選択を自分の意志でしてほしいなと思います。
また、どうしてもその提示された選択肢が納得行かない場合は、他の歯科医院で相談するというのも僕は手だと思っています。
必ずしもその歯医者で治療をうけなければならない。という時代はとうの昔に消え去っています。
気まずかろうがなんだろうが、自分の歯は自分のものです。その歯というのは、あらゆる部分で人生に影響力があり、生活を良くもしれくれれば、悪くもしてくれる重要な場所です。
持病によっても治療方法が限定的になることもあったり、人それぞれによって、治療方法は様々異なります。
そういうことも含めて、歯の治療にあたるときは、積極的にその治療に参加し、悔いのない治療を受けていただけたらなと思っています!
こちらのサイトでも治療の選択が大切であることを書いています。
河内長野にある寒川歯科では今回の記事みたいな歯に役立つ情報を毎月1回の頻度で発信しています。
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