歯と歯の間をきれいにしてくれるフロスについて

みなさんこんにちは!こんばんは!寒川歯科ブログ記事担当のNです!
前回、歯と歯の間のすき間をきれいにしてくれる歯間ブラシについていろいろ書きましたが、今回は同じく歯と歯の間をきれいにしてくれるアイテム、フロスについて書きたいと思います!

歯の掃除はフロスも使おう

 

歯間ブラシは主に歯と歯の間にすき間があって、そこにつまった歯垢(プラーク)を取り除いてくれるアイテムとしてご紹介しましたが、フロスは同じような効果がありますが、歯間ブラシが入らないようなところにつまったプラークをとれるので、こちらも併用して使うと効果的になります!

前回の記事にもある程度は書いているのですが、そもそも歯と歯の間(歯間部)は歯ブラシの毛先が届きにくいので歯垢(プラーク)が残りやすくなり、そのせいで虫歯や歯周病などが発生しやすくなります。
そこで、デンタルフロスを歯間部の清掃に使用するとその部分のプラーク(歯垢)を効率よく取り除くことができるので、虫歯や歯周病の予防ができ、且つ口の中をさらに清潔に保つことができるのです。

ちなみに歯ブラシとフロスを使って口腔ケアを行うと、歯ブラシのみでのケアは58%のプラーク除去率に対して、歯間ブラシを併用すると、それが86%までアップします!
ん?前回の記事を見てもらったらわかると思いますが、歯ブラシと歯間ブラシの併用だと95%なのにたいして、歯ブラシとフロスやと86%・・・ なら、歯ブラシと歯間ブラシだけでいいんじゃね?とお思いのあなた!違うのです!フロスにはフロスにしかできない仕事があるのです!

たとえば、僕はネギが好きで、ラーメン屋なんかにいってネギ入れ放題なんてのがあると、ネギをどっさりいれて食べますが、たまに歯と歯の間に綺麗に詰まって取れない!爪楊枝でも取れない!っていう状態に陥ることがままあります。
そんな時!フロスはきれいに取り除いてくれたりするんですねー・・
なので僕は常時糸巻タイプのデンタルフロスを持ち歩いて、物が挟まったときはこそこそとフロスでおそうじすることがあります。

ちなみに、糸巻タイプのと言いましたが、フロスの種類は2種類あります。

デンタルフロスの種類

1.糸まきタイプのデンタルフロス
必要な長さを引っ張り出して切り取り、指に巻き付けて歯と歯の間を清掃するタイプのもの。
コツはいるかもしれませんが、なれたらこれが一番使いやすいです。

2.ホルダータイプのデンタルフロス
これはホルダーにフロスが取り付けられているので、糸巻タイプのものより扱いが簡単です。

デンタルフロスの取り扱い方法について

使用後の手入れについてですが、商品によって使い捨てのものと、何回かは繰り返して使えるタイプのものがありますので、商品説明書を読みながら使うのをお勧めします。
基本フロスを使うと毛羽立ってくるので、僕的には使い捨てのものを使うのがおススメです。

ということで、前回に引き続き、歯と歯の間を清掃するアイテムについて紹介させていただきました。

前回紹介した歯間ブラシはすき間が広い部分に使用して、フロスはすき間が狭い部分に使うという使い分けをするとよいです!

フロスはサイズとかそういった概念がないので、どんなお口にも使えますが、歯間ブラシはサイズがめちゃ小さいSSSから、大きいサイズだとMまであったりするので、自分の歯には何が合うのかは衛生士さんと相談しながら決めるのが良いと思います!
無理に使用して歯茎を傷つけてしまってはもともこもないですからね!

ということでデンタルフロスについてお送りしました!

ちなみにLIONさんのサイトだと動画でも解説しているのでわかりやすいです
https://lidea.today/articles/463

河内長野にある寒川歯科では今回の記事みたいな歯に役立つ情報を毎月1回の頻度で発信しています。
寒川歯科コラム