高齢者や介護を受ける方の口腔ケアについて

みなさんこんにちは!こんばんは!寒川歯科ブログ記事担当のNです!
今回はご自身で歯を磨けない方の口腔ケアをされる方(介護者やヘルパー)に向けて、口腔ケアは大切!という事と、そのやり方についてお話したいと思います。

1.口腔内は身体全体に影響を及ぼす

一般的な感覚でいくと、口は食事をするためにあって、その入口でしかない!という感覚かもしれませんが、この口の中を疎かにすると大変なことになります。
まず、歯並び・咬み合わせが悪いと、よく咬めないことで消化器官に負担がかかったり、変な咬み方になったりして体全体をゆがませたりすることもあります。そのせいで頭痛や不眠を引き寄せたりすることもあります。
その他にも、歯周病が体全体に悪影響を及ぼす事もあります。
歯周病が及ぼす影響は多岐に渡るので、一つ一つ説明しちゃうと今回の記事がを終わってしまうのでまた今度にするとして、最悪歯周病のせいで死んでしまうことだってあります。
と、数え上げればきりがないくらい口腔内が及ぼす影響は大きいのです。

ちなみに、嚥下障害等で口から食べられない人は、チューブを使って流動食を体内に入れますが、口からものを食べるわけではないから口のなかは汚れないと思い込んでいる人が多いですが、このような方たちにもケアは必要です。
人間は食べたり話したりできない状態が続くと、唾液の分泌が少なくなって、口のなかの汚れを洗い流すことができず、口のなかに汚れがたまることになります。
こういった方にも、歯を磨くのではなく、器質的なケアが必要になるのです。

2.少しでも美味しい食事を摂ってもらうために

少しでも美味しい食事をとってもらうためには、口の中がきれいなほうが間違いなく美味しく食べれます。
人は、舌の表面にある味蕾(みらい)という小さな器官で味を感じることができます。ですが、高齢者の場合、口の中の自浄作用が低下しているので、舌の表面に舌苔が付きやすく、味を感じにくくなったり、味覚が変化することがあるのです。
そうならない為にも、日々の口腔ケアが大切になります。

3.歯が少し残っていて、入れ歯で食事をされている人

では具体的にケアはどのようにしていくのか?ですが。歯が少しのこっていて、入れ歯で食事をされるかたは、残存歯のケアと入れ歯のケアが大切になります。

残存歯がどれくらい残っているかにもよりますが、残っている歯は普通の歯ブラシで際などに注意して磨くとよいでしょう。
その際、ワンタフトブラシというのもあるので、そういったブラシを使うと磨きやすいです。
そして、入れ歯については歯ブラシで磨くのもよいですが、入れ歯用ブラシがあるとケアをしやすく便利です。

4.全く歯がなくて、総入れ歯の人

総入れ歯の人は、入れ歯を先程の項目でも触れたように、歯ブラシか入れ歯ブラシで洗いましょう。そして、入れ歯だけでなく、舌の汚れなどがないかもしっかりみましょう。舌が汚れている場合は、舌ブラシなどを使って優しく磨いて上げて下さい。
奥の方を強くやると、嘔吐反応がでて苦しい思いをさせるだけでなく、ケアをするのが嫌になったりします。そうならない注意が必要です。

5.普通に歯がある人

普通に歯がしっかりしているひとには、通常の歯磨きと並行して、歯間ブラシやフロスを使って、歯と歯の間もしっかりケアできるようにしましょう。

6.全体的なケアの方法や、嫌がられないための工夫

歯を磨くというと、歯磨き粉を使うイメージがあると思いますが、必ずしも歯磨き粉を使って磨かなくてはいけないということはありません。
大切なのは歯垢を落とすという事です。
水やお湯を使って磨くでもいいですし、コンクールといった洗口液にブラシを浸してケアしてあげるというのも良いです。
終わったとのスースー感が良いという方もたくさんおられます。
逆に嫌がる方にはしないほうがいいでしょう。

7.まとめ

・口腔内が全身に及ぼす身体の影響は大きいのでしっかりケアが必要!
・口から食べれない人も同じくケアは大切
・お口の状態に合わせたケアが必要
・コンクールといった洗口液を使ったりしよう。

以上!寒川歯科の担当Nでした!